マーストリヒト要塞攻囲戦のベルナドット(4)

 マーストリヒト要塞の陥落で、ベルギー戦線は安定した。その為か、この戦いの後に

主要メンバーの4人が昇進した。

 職位名前戦前戦後
工兵司令官マレスコ准将少将
ヴィーク地区司令官ベルナドット准将少将
砲兵副司令官ブナ-准将少将
工兵参謀シャセル少佐准将

 クレベールは、ベルナドットをかなり評価していたらしく、要塞降伏時の武器

受け取り役に彼を任命した。

更に、ベルナドットはマーストリヒト要塞司令官に任命され、4000人の守備隊が

指揮下に入った。その中には、初代の連隊長を務め、ずっと一緒に戦ってきた

第71半旅団も入っている。昇進したブナ-砲兵少将も砲兵司令官として残った。

 

<個人的感想>

 既に少将になっていた人を除けば、司令官または副司令官の地位に居た人は

全て昇進したような。シャセル少佐は首席参謀として攻撃計画を立てた功績で

准将に特進している(ナポレオンがツーロン攻略の功績で特進したように)。

それでも、マーストリヒト要塞司令官に任命されたベルナドットは、クレベールと

派遣議員のジレから相当気に入られたようだ。

 

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